【開催決定】研究成果報告会2025~淡路ザル観察公苑 & 大阪大学~ ・日時:2025年3月8日(土)19時から20時(YouTube配信) ・中岡至「飼育下及び淡路島餌付けニホンザルにおける水溶液に対する選好性」 ・中井颯人「嵐山集団のニホンザルにおける毛づくろいの質に相手の属性が与える影響」 淡路ザルを愛する皆さんに見守って頂きながら、今年は淡路ザルに関する修士論文を1本提出することができました。中岡至さんは、淡路ザルは塩水を好んで飲むのか?というテーマの修士論文を紹介します。中岡さんは、かつて長野県の地獄谷で「温泉を飲むサル」の研究をしていました。温泉を飲む行動がなぜ生じるのかを、淡路ザルで検証しました。 中井颯人さんは、毛づくろいに関する卒業論文の成果を発表します。中井さんの研究対象は嵐山のニホンザルですが、ニホンザルにとって重要な社会行動である毛づくろいの「質」について、新しい視点から解析をしました。 いつものように、YouTubeのコメント欄に質問をお寄せください。いつものメンバーで回答いたします! 進行:梅津明香、栫優花、根地嶋勇人、貝ヶ石優、勝野吏子、山田一憲 主催:(一社)淡路ザル観察公苑 共催:(株)淡路島モンキーセンター, 大阪大学人間科学部比較行動学研究室
2月 寒い季節ですが、子供達は元気に遊びまわり、可愛い姿を見せてくれます
サル達は、朝9時ごろ山からセンターにやってきて、餌場付近で昼を過ごし、夕方また山奥へ帰って行きます。野生のニホンザルですので、季節によって餌場に現れる時間が異なることがあります。
この集団は他の地域のニホンザルと比べ、とてもおとなしく、サル同士仲良く、高い寛容性を持ち
特別な社会を形成していることから、私達は、この魅力あるサルたちを淡路ザルと呼んでいます。
どうぞこの優しい淡路ザルを、じっくり観察して下さい。