野生動物の管理については、近年研究が進んできました。淡路島モンキーセンターでは、人が与える餌に頼らなくてもサル達がくらしていけるように環境を整えたいと考えています。仮に、餌付けを突然やめた場合、サルたちの生活は大混乱するでしょう。
餌付けは当面継続しながら、その依存を少しずつ減らしていけるように方向づけることで、
サルたちの生活を本来の野生生活に戻していきたいと考えています。淡路島の貴重なニホンザルの保全と人との共生をさらに良い方向に進めていくために、私たちは淡路島のニホンザルに強い思いをもつ仲間と一緒に非営利法人の設立準備を進めています。